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月の栞

本の扉を開けて色々な物語の旅に出かけませんか? 本の虫『つきの』が、あなたの本の旅のお手伝いをします。

「 あこがれというものは、いつも孤独です。
わかりあえる相手にめぐりあえずに、人の死といっしょに消えるものなのかもしれません。
だからこそ、いっそうふしぎで美しいのではありませんか?」

**「ジョン、アイラブユー」 より抜粋


「 わたしが彼を愛したのは、お金のためでもなくベッドのためでもありません。
いっしょに生きて、ささやかな人生を思い切り楽しむ相手が欲しかったのです。」

**「月の砂漠」 より抜粋


「 待ってるよ。
きみが、亡くなった人たちの夢を見おわるまで。
ぼくのとなりにきて、いっしょに歩いて行ってもいいと思ってくれるようになるまで・・・・・・

**「いそがしい日の子守歌」 より抜粋


「 世界でいちばんすてきないいものは、大好きなひととおどることなんだよ。
手をとりあってほほえんで見つめあって、くるくるくるくるまわりながらおどるんだ。」

**「わたしとおどってよ 白くまさん」 より抜粋


 出典:『 わたしとおどってよ 白くまさん 』 立原えりか より


*****いよいよ令和の時代が始まりましたね。
人と人がお互いに思いやり支えあえるような穏やかな優しい時代になりますように・・・。

さて、今回はこのブログを始めた最初にご紹介した“立原えりか”さんで「わたしとおどってよ 白くまさん」という表題作と他12編からなる本です。

初回にご紹介したのは立原さんの初期の作品でしたが、こちらはもっと後の作品になります。
そのせいかこの作品集では、初期作品に感じる夢へと昇華していくような救いよりも、夢を見ながらも現実を知る、大人の視線とほろ苦さを感じます。

冒頭に引用抜粋させていただいた”言葉たち”
硝子細工のような儚い繊細な夢のような作品たちも好きなのですが、立原さん自身が歳を重ねられながら、紡ぎだしてきた少しビターな深い大人の為のメルヘンともいえる作品群にも惹かれます。

それぞれの物語がどんな世界を見せてくれるのか…是非、読んでみてください。
そうして、本の中で冒頭の言葉たちを見つけて読み終わった時、どんな風に感じられたのかを、こっそりと教えてくださると嬉しいです。

「わたしとおどってよ 白くまさん」

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「 ぼくたち、きっとまた、あいましょうね。
あおうとおもえば、いつでもあえるのですよ。
ぼくは、いつでもまっています。
あなたの、ゆめのなかのこうえんでー 」

出典:『 木馬がのった白い船 』 立原えりか より


一番最初にご紹介したい本、というか作家は
立原えりか ”さん。 童話作家です。

この方の本を初めて読んだのは小学生の頃。
お誕生会のプレゼントにいただいた一冊が立原さんの本でした。

角川文庫から「立原えりか童話集」として出ていたのですが、カバーの絵の不思議な美しさと共に優しいのにどこか切ないような物語に堪らなく惹かれました。

「 木馬がのった白い船 」「 まぼろしの祭り 」「 青い羽のおもいで 」「 妖精たち 」と お小遣いをつぎ込んで夢中で読んだのを覚えています。

この頃の立原さんの作品は、漢字を多用せず柔らかなひらがな遣いで綴られたものが多いのですが、それは子供向けだからというだけでなく、この儚い透明な世界観にぴったり合っている気がします。

立原さんの初期の作品からは大人びた少女のようなのに、大人になることを静かに拒んでいるような永遠の少女性を感じます。夢が切なくも美しく昇華されていくような。
のちの作品になると、もう少し厳しい大人の現実と再生ともいえる物語も増えてくるのですけれど。

ただ、とにかく残念なのは立原さんの作品、絶版になっているものがあまりに多いのです。

わたしが持っている立原さんの本ももう年月劣化でボロボロなのですが、
もう一度購入したくても見つからない悲しさ。

でも楽天 のネット古書で見つけました。↓

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そして今はこういうネット書店さんもあるんですね。
あなたの探していたあの本も投票で復刊されるかも!
立原えりかさんの本も多数復刊リクエストされていました↓

立原さんの作品に興味を持ってくださった方、是非一度手に取ってみてくださいね。

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  • Author: つきの
  • 『つきの』の本棚にようこそ!
    本の扉を開けて色々な物語の旅に出かけませんか?

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